実践FXブログ

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研究会@観世能楽堂

昨夜は観世能楽堂に行ってまいりました。番組はコチラです。

能 老松    シテ   藤波重孝  ツレ 岡久広
        ワキ   宝生欣哉    アイ 善竹大二郎
      
     笛  一噌隆之  小鼓 観世新九郎  大鼓  柿原弘和   太鼓  助川治
     
     地謡 武田祥照 林宗一郎 坂口貴信 木月宣行
        松木千俊 観世芳伸 坂井音重 浅見重好 (註:坂井音重さんは、病気のため観世芳伸さんに変更、との案内が会場に出ていたが、今番組を見ると、その変更ではおかしいような気が??)

狂言 宝の槌  善竹十郎 善竹富太郎 大蔵吉次郎

舞囃子 草子洗小町   観世清和   笛  一噌隆之  小鼓 観世新九郎  大鼓  柿原弘和 

能 盛久    シテ   上田公威  
        ワキ   宝生閑    アイ 大蔵教義

      笛  杉信太郎  小鼓 鵜沢洋太郎  大鼓  柿原崇志  
     
      地謡 武田祥照 武田宗典 清水義也 北浪貴裕
         藤波重孝 武田尚浩 関根知孝 津田和忠
*****************************************

「老松」は、面白いと言うよりは「ブンガク的」とか「植物にも感情が宿ると考える、日本独特のアニミズムが横溢した曲」というか、はっきり言うといまいち盛り上がりが乏しいお話なのですが、でも興味深く見ました。

老松のあらすじ

観客に「神様がキター」と思わせる謡と言うのはどういうふうにすればよいのか、とかそんなお勉強になりました。(もちろん、私にはまだまだ遠い道のりである)
基本的な技法としては、息継ぎの箇所、および発声の技法。声は喉の中だけで響かせるのではなく、胸郭と腹でも響かせる必要がある。(っていうは易く行うは難し)
…何事も基本を固めないと駄目と言うことであります。

狂言は、実は晩ご飯を食べていたので見ていません(汗)

ばつの悪さをごまかすために画像。私の所持している帯です。

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「盛久」は見て良かったです。実に堂々たる「鎌倉武士」を見たという心地。
あらすじはコチラをご覧下さいね。↓
盛久頚座と謡曲『盛久』

人の生き死にが、簡単に時の運に左右される「武家」の人間。それを言葉ではなく、舞台の上で見たなあ、という気分に浸りました。われわれ現代人には、仏様に深く帰依したら命が救われる、なんてほとんど信じていませんが、信じていた頃の人々が不幸せだったとかは、あまり言えないのではないだろうか…
(非常に書いていることが曖昧ですが)

そういうことを考えると、なんだか電車の中でちょっと涙が出ました(苦笑)

もっとも、この夜の「研究会」は、お客様はちょっと少なめでしたねえ。まあ「老松」も「盛久」もマニアックな曲ですからね…「熊野」とか「融」みたいなきらきら~華やか~な雰囲気がないというかね。
だから舞囃子で「草子洗小町」を出したのでしょうか??この曲は、大鼓をやる人にとっては、中級の上という位置づけで、私もいつかは打ちたいです。
お家元は、当然のように華麗で崇高でありましたが、少々やせられたのでは?と感じました(気のせいだと良いのですが)。
ところで、お家元は5月に、こういういうところで、お話をされるそうですよ。

鼎談!!「家元のお仕事」明治大学リバティアカデミー
…ワタシも行くかも  ちょっと考え中です。

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深良マユミ全集のジャケット

↑こちらは、2009年までに出た拙作10作とエッセイ2本を収録したCD-R のジャケットです。大変好評をいただきありがとうございます。
収録作品: 
(小説)「クオドリベット」
    「シュガーリィ・サマー」
    「歓楽の都」
    「天使と小悪魔」
    「サロメの末裔」
    「抱いてやろうか」
    「ある日突然、魅入られて」
    「IRRESISTIBLE 」
    「陳列された浪漫」
    「ベレニス3.5」
(エッセイ)「尽きせぬ思い ショスタコーヴィチと私」
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昨日観ましたのは「修声会20周年記念秋の会」

昨日観世能楽堂でお友達と伺いましたのは、

「修声会20周年記念」の発表会でした。観世流シテ方能楽師、小早川修先生のお弟子さまがたの発表会です

小早川修先生のお能は、以前にこちら修能会@観世能楽堂  を観ましたところ、ちょくちょく公演ご案内を頂くようになりました。いつもご親切にありがとうございます

まだ私は仕舞は舞えませんが(謡をちゃんと謡えるようになる事が先決だからです)、いつかは舞いたいと思いました。

一番最後に能の「船弁慶」が出まして、これは、ワキに殿田謙吉さん、笛が藤田貴寛さん、小鼓が曽和正博さん、
大鼓が、私の習っております柿原弘和さんという、これを無料で観てもいいのかしら?? と目をみはる顔ぶれでした。
おシテは、小早川先生のご長男の、小早川泰輝さんです(大学生とのこと)。
さすがに、浅見真州先生のお弟子さんだけあって、非常に基本に忠実なシテぶりという印象。
…やっぱり「船弁慶」はスリルがあって良いですねo(^-^)oあの、平知盛の怨霊が、義経に迫るところがp(>∇<*川
私事ですが、「船弁慶」の、静御前が別れの舞を舞うところは、大鼓のお稽古で習いました^^

     しかるに勾践は ふたたび世をとり  会稽の恥をすすぎしも
         陶朱こうをなすとかや  されば越の臣下にて 政事を身にまかせ
           巧名富み貴とく  心の如くなるべきを 
       功なり名とげて身しりぞくは  天の道と心得て 小船に棹さして 
         五湖の煙濤を楽しむ
            かかるためしも有明の 月の都をふりすてて 西海の波濤におもむき
       御身のとがのなきよしを 嘆きたまわば頼朝も 遂には靡く青柳の
            枝を連ぬる御ちぎり  などかは朽ちし果つべき 


いや~、かなり初期の頃に習ったので、結構アタマから抜けてますが(こら)また「船弁慶」を打ちたいです♪
★小早川先生のホームページはこちらです。あら、先生もFC2 をご利用されてますのね。

  シテ方観世流 小早川家

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↑08年2月11日の発表会での私です。

関根祥人さま

関根祥人先生が亡くなられました。



観世流シテ方能楽師、関根祥人さん死去


信じられません…

あれほど素晴らしい芸をお見せになっていて…

ご冥福をお祈りします。

信じたくない…

観世会研究会@観世能楽堂

そして、今年5回目くらいの観世能楽堂。*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆☆*゜ ゜゜*☆

kanzedou.jpg


番組は以下の通りです。さぁ!!文字だらけブログの始まりだ(笑)

能   「白楽天」
シテ   武田宗和   ツレ  藤波重孝  ワキ 宝生欣哉 
笛  杉信太郎  小鼓 観世新九郎  大鼓 国川純    太鼓  助川治
アイ 大蔵教義

地謡   武田祥照  坂口貴信  角幸二郎  藤波重彦
     松木千俊  観世芳伸  岡久広   浅見重好

後見   観世清和 山階彌右衛門

狂言  「千鳥」
大蔵吉次郎  宮本昇   善竹十郎


仕舞  「通盛」 「杜若」「鵜飼」  ←お弁当タイムのため、観ておりません。ごめんなさい 

   ★休憩10分★

能   「歌占(うたうら)」
シテ  関根祥人    ツレ 清水義也   子方 藤波重紀


笛  内潟慶三  小鼓 森沢勇司  大鼓 柿原弘和   ←師匠です

地謡   武田宗典  木月宣行  藤波重孝  大松洋一
     上田公威  津田和忠  武田尚浩  杉浦豊彦

後見   関根知孝  高橋弘

*****************************************

まず、「白楽天」のあらすじは次の通り。
白楽天 能絵を観る

お気づきでしょうが、主人公は住吉の神様であり、白楽天ではないのですが(笑)こういう、脇役をタイトルに持ってくるのは能では結構あることです。
「葵上」とかそうですね。あれの主人公は、私は六条御息所だと思っています(笑)「船弁慶」もそれに近いです。あのお話は、静御前の舞と、義経を殺そうとする平知盛の亡霊がもっとも見応えがある。
で、今回はワキ=白楽天の宝生欣哉さまのお謡が、とても重厚で、しかも流暢で良かったです(*^^*)ノ

だんだんお父上(宝生閑さま)にそっくりになってきたような…

しかし、おシテのおじいさんが釣りを始める場面とか、能としては珍しく、ゆるゆるで楽しい場面ですね(*^^*)
あの舞台の上から、さあ、これから魚でもとるか!!!って竿をたらして魚を釣る真似って(笑)

後シテの住吉明神になってからは、舞もですが、笛が特に素晴らしかったです。優美さと強さの合体と言う感じで。

エモーションと技術とが合体すると、良い音になるんでしょうかね。大変良いお囃子を聴きました。

狂言は、久しぶりに善竹さまを観たような気が~~。

どうも主人に言いつけられて、酒樽をゲットするお話みたいですが~~~。
タダでお酒を持ってくるために、太郎冠者はあの手この手で人をだまそうと…^^;;;

結末はいかに????!  知っているけど書かない私

「白楽天」とこの狂言だけでも大変満足したのですが、このあとの「歌占」はもっとすごいものでした。

おシテの関根祥人さんが素晴らしいというのは、よく存じておりました(8年くらい前に観ました)。しかし、この日の彼の演じたシテには、何か鬼気迫ると言うか、運命に翻弄されても、透徹した意志で全てを受け入れる人間の姿が、ありありと見えてきて、言葉にならないほど感動しました。

この日の関根祥人は一挙手一投足が、「漂泊の人生の男」であり、「演技している」という雰囲気すらなく、自然に能の中に見る人を引き入れる手腕に、心から敬服しました。

主人公は、伊勢の神職でありながら、諸国を放浪し、その途中で命を落とし(え?!!)しかしながら3日後に蘇り、以来、若いのに髪が白髪になったという…うわ、それって「臨死体験」ですか?^^;

で、その時に置いてきた我が子と、8年ぶりの対面するのがこの能の筋なんです(だから子方が出ますの)。

目の前の子供が「我が子」と分かった時に、あの、弓を取り落とすタイミング。

うっ、と体を硬直させ、ぱたっと弓を落っことす関根さん……上手過ぎです

こういう、細かいところの積み重ねが「能」なんだな、と…今さらながらに感心します。

しかし、ハイライトは最後の「地獄巡りの舞」でした。

いや~~、あの舞のときのお囃子は、笛も鼓も良い音出してました!


「ああ、これは地獄の光景の描写だ」と言葉がわからない人にも気がつくような舞を舞うには、どのようなセンスと訓練とが必要になるのか?? 

巧く言えませんが、私にはこの「歌占」は、まさに豊臣秀吉や徳川時代の大名が、お城の庭で観て楽しんだ「御能」そのものの感動を、今の世に持ってきてくれたという気がしました。
(って、文章が支離滅裂か?)

ご覧になってない方に、あの舞の素晴らしさが本当に伝わるとは思えないです…残念ながら表現力が足りないので(涙)

歌占

7月3日の関根祥人さんも観たいけど、お財布が苦しいσ(^_^;)

花祥会平成22年7月3日(土)

今から突然、私の小説がたくさん売れたら間に合うかもしれないですが(笑)
↓    ↓     ↓     ↓
デジぱれ ブランド名深良マユミ


あんまり当てにしないでおこう…自分の発表会をがんばります。

長いブログをお読みいただき、ありがとうございました^^

五雲会@宝生能楽堂その2

実は私、最後の「鵜飼」は観てないのですよ家人が昨晩から体調を崩したので、早めに帰ってあげないとト思ったからです(観に行くのをやめる気はゼロ 笑)。
「鵜飼」の面白さは、シテが漁師のおじいさんから、後で閻魔大王になって雄渾な舞を披露するあたりでしょうか。
また、殺生を禁ずる仏教の思想と、人間の生きるための経済活動との相剋も皮肉です。

「鵜飼」は08年の年末にお稽古しました~。よろしければ過去記事をどうぞ。

もうじきお稽古だ

「籠太鼓」って私は初めて見る曲で、牢を脱獄した夫に変わって入牢する妻という、能とは思えない過激なお話ですが!!!
おシテは残念ながらちと迫力不足。ストーリーでは、あまりの狂乱ぶりに牢を見張るワキが辟易して牢から出すと言う筋書きですが、今ひとつ周囲をたじろがせる強さはあんまり出ていませんでした。
しかしお囃子は絶好調。特に大鼓が良い音で気持ちよかったです。あと、作り物が、人を入れる牢が出るのですが、竹の格子でできていて、牢と言うよりは「巨大鳥籠」
…こんな牢じゃあ脱獄は難しくないよね、とちょっと微笑ましくなる
こういう、写実性とかリアリティとかにあまり構わない当たりが、能の面白さと言うか、風流さかもしれません。
******************************************

もう昨今は、脳みその中がやるべきことと、書くべき事をどう展開させるか、といった考えではち切れそうで、その割りに、書いている内容は全然良くなくて(苦笑)
進んだり止まったりの毎日ですが、能を観て爽やか~になると、なんとなく良い作が書けそうな気になりますね
というわけで、今日も本来の仕事に励みます!!!

あ、そうそう「引っ越し記念愛読者プレゼント」にご応募ありがとうございました一筆箋に人気が集まりましたので抽選させていただきますわね。

しばしお待ちいただければ幸いです。
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