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紫のきものに包まれたい

5f51627a.JPG紫という色は、日本人にとって魅惑的な色。高貴な色でもあるし、官能的な情感をくすぐられる色でもある。
「万葉集」の頃から、憧憬の対象である女性に捧げられる色…

むらさきの にほへるいもを   にくくあらば  ひとづまゆゑに あれこひめやも

紫草の にほえる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに 我れ恋ひめやも

大海人皇子(のちの天武天皇)が額田王に捧げた有名な歌。

そのまえに、額田王が詠んだ

あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや   きみがそでふる

に呼応しているとはいえ、「紫」の漂わせる官能は、この色ならでは。

……だから、紫のきものというものを、いつかは着てみたいが、自分に釣り合うのだろうか? という懸念もまたある。紫という色は、幅が広いので、きものの地色としてはかなりポピュラーだ。
ポピュラーなはずなのだが、私は1枚も持っていない。多いのは、緑色系統のきものである。

0211


この写真の他に、明るいミントグリーンの訪問着を持っている。
紬は、母からのお下がりなので彼女の好みの紺色が多い。八掛だけ真っ赤だったりするのが粋で、とてもわくわくする。
なぜか結城紬が1枚もないのだけが残念だ。結城紬は、写真でしか見たことがないが、あの冴え冴えとした光沢がたまらない。触ると冷たそうな、そんな織物。

となると、私がいつか着たいきものとは
     「紫色の結城紬」ということになるのかな(?)

……さて、イツノコトヤラ。何しろ私は、「美しいキモノ」を愛読しているが、最初に観る頁が
「衿あわせの基本」とか「夏のきものの正しいお手入れ」という人なので…(^_^;)

ところで画像は、安井曾太郎の作品「婦人像」(1930年)。モデルは画家の姪。実物は、京都国立近代美術館蔵。

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