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和ガラスJapanese glass@サントリー美術館

29日に行ったのはサントリー美術館でした。ここの美術館は、工芸品や生活必需品に息づく「いにしえの日本人の美への情熱」を取り上げるのが上手です。

和ガラス粋なうつわ、遊びのかたち

suntry1

【プロローグ】において、種子島に漂着した南蛮船の渡来によって、ポルトガルの「びいどろ」が日本の大名の目をみはらせ、やがて日本に製法が伝えられたと言う経緯が、文献などで楽しく説明されております。
もちろん、江戸後期に作られたガラスの脚付きのグラスも観る事が出来ます。
このグラスは今観ても魅力的です。やや厚めの造形が現代人の目には新鮮に映ります

【1】の章では、食事や宴会の際の「ガラスのうつわ」
私が感嘆したのは、江戸中期の「緑色葡萄唐草文鉢」。高さ10.2センチ、口径18.7センチのものです。エメラルド色に少し青を流し入れたような、清爽な緑色の鉢です。光に照らされるとどれほど美しいかと思いました。
これと造形が同じで、少々小さめの、高さ8.2センチ、口径13.5センチの鉢は少し緑色が強く、これはこれで素晴らしい色彩でした。
あんな色のきものが欲しいね。

藍色徳利3口も魅惑的でした。魅惑的と言うのは、「花瓶に最適!!!」と言う意味です。また、藍色ちろりは、私は07年におなじサントリー美術館の「水」の展示の時に観ました。


【2】女性の装いとしての「ガラスのかんざし、櫛」
いやいや、ガラスの櫛に、オランダ船や、山水図や、芦に雁の図が彫刻されているとは、恥ずかしながらわたくし初めて知りました
あれには驚きました…というか、あんな小さい図が、実際に髪に挿しても見えるのか??と思ったのも事実。
つけている女性の自己満足のお品物ですな^^;


【3】教養やたしなみとしての「ガラスの文房具、茶道具、花活け、花台」
これが私には最も見応えがありました切り子細工のガラス製の文鎮、筆洗い、水滴、筆筒などのひとそろいは、現代人にとっては実用品では決してありません。
純粋に、愛玩するためのものですね。例えば私の目には、あれは「帯の模様にいいね」と思えました。ああいう器物文様の帯が1本欲しい!!!!!
obi

↑持っている帯は、こんな感じ…

そうそう、「あおい貝形吊り花いけ」も思わず目が引き寄せられましたね~。天明4年(1784年)の作との事ですが、現代作家のつくったオブジェと言われても信じます。
文では表現困難な絶妙な曲線の融合。花を生けるのが生き甲斐の人間なら、自分のものにしたくなってしまう花器!!!
でも、ちょっと花を入れるのを想像すると……かなり技術がいるかもしれないけど


【4】お遊びの品の「瓶細工、金魚を入れる玉、風鈴、風声、玉簾」
いや~~~、風鈴が可愛らしかったです!!
浮世絵の中で、金魚玉をもっているお姉さんたちの姿にも萌えます。
あと、ガラスの丸玉を連ねてつくられた、巨大な玉簾(たますだれ)にはびっくりしました。藤にツバメの飛ぶ文様でして、高級な店舗などが特注したお品物と思われます。
こういうものが、現代に残っていた事を喜びたいです。

透明なガラスは、いにしえの日本人の清浄を尊ぶ美意識に、まことに合致したのですね。そして、ぱりーーーーーん、と割れてしまうその姿すらも、結構愛しかったのかもしれないです。
そうそう、ガラスの風鈴の音…あれも郷愁感じます。ちゃんとこの展示には、たくさんの風鈴による、素晴らしいインスタレーションが出ておりますよ(*・ω・)ノ目で観るだけでなく、音でもガラスを楽しめます。

この展示は5月23日までですので、まだまだ大丈夫です。図録も相変わらず懇切丁寧、英語もついていて勉強になりますので(勉強しなくてはならないのは、私ですが)ぜひどうぞ。

suntry2


↑東京ミッドタウンに出ている、前野博紀さんのつくられた花のインスタレーションです。これは4月4日までですよ。



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