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観世会研究会@観世能楽堂その1

c573aa0a.jpg昨日は夕方から観世流の「研究会」を観に参りました@観世能楽堂。
番組は以下の通り。

能   「田村(たむら)」
シテ   浅見重好   ワキ 殿田謙吉 
笛  藤田次郎  小鼓 曽和正博  大鼓 佃良太郎
アイ 竹山悠樹

地謡   武田祥照  木月宣行  角幸二郎  藤波重孝
     大松洋一  武田尚浩  寺井栄   関根祥人

狂言  「呼声」
野村萬斎  深田博治   高野和憲


舞囃子 「弱法師(よろぼし)」
    
   観世清和  
笛  一噌仙幸  小鼓 観世新九郎  大鼓 柿原崇志


能   「誓願寺(せいがんじ)」
シテ  関根知孝    ワキ 宝生欣哉
アイ  石田幸雄

笛  一噌仙幸  小鼓 観世新九郎  大鼓 柿原崇志 太鼓 観世元伯

地謡   武田宗典  坂口貴信  清水義也  藤波重彦
     松木千俊  岡久広   武田宗和  山本章弘

******************************
さて、チケットを頼んだ際にはあまり注意してなかったのですが、「誓願寺」は、またしても、和泉式部が主人公のお能でした(笑)数日で2回、同じ主人公の能を観るなんて体験は、さすがの私もお初でしたよ
まあ、小野小町が主人公の能なら、結構あるんですが…「関寺小町」「草子洗小町」「卒塔婆小町」「鸚鵡小町」…あとまだあったかしら??思い出したら書きます…「通小町」は、あれは主人公は「深草少将」だから違うのね。閑話休題。

特筆すべき事は、わたくし思い立って今回「謡曲集」を持ってゆきました。
深い理由は無かったのですが、これが正解でした。詳しくは後でご説明しますわね。

この「研究会」って、自由席なので遅れたくなかったのですが、うかつにも図書館で調べものしていて5時40分に入ってしまいました。こそこそと「4扉」から入りますと、ちょうど、可愛らしい童子の姿のシテが橋懸かりにいました^^;;危ない危ない。

「おのづから 春の手向けとなりにけり 地主権現の花盛り」
そう、「田村」って春の曲だからね♪
おシテの面は、さすがに細かい所は見えませんが、整って清々しいお顔の面。装束は深緑の水衣で玉帚を持ってます。
で、この可愛い~童子が、僕ね、実は征夷大将軍の、坂上田村丸だよってなほのめかしをやって、いったん消えると(お約束です)。
で、アイ狂言で舞台になっている清水寺の建立を語りますが…これがまた、「謡曲集」に記してある詞章より遥かに長くて、形容詞だらけで、「うわーーー、こんなに暗記出来るなんて尊敬w(゚o゚)w オオー!」と思いました。本当、「謡曲集」の記述は最低限のものなのです。

で、後シテの田村丸さまご登場ですが、今回は「替装束」の小書きがついているためか、見慣れている梨打烏帽子姿ではなく、冠をかぶった姿でした。

冠と烏帽子

私は「田村」の、悪鬼羅刹との合戦の舞が好きです。あの舞台を周り、ずんずん!と踏む足拍子は大砲の音にも聞こえるし、戦場の音にも聞こえる。

「あれを見よ不思議やな 味方の軍兵の旗の上に 千手観音の光を放って虚空に飛行し  千の御手とともに 大悲の弓には 智慧の矢をはめて

一度放せば千の矢先 雨霰と降りかかって  鬼神の上に乱れ落つれば
ことごとく矢先にかかって 鬼神は残らず討たれにけり

有り難し有り難や まことに呪詛諸毒念彼 観音の力を合はせて
すなはち還著於本人 すなはち還著於本人の敵は滅びにけり
これ観音の仏力なり」

この謡の声の跳躍(というと変だが)、息づかいが私に戦闘の有様を思い浮かべさせるのです。黒と金色に包まれたシテは、人間が扮しているにもかかわらず、彫刻の如く整然とした姿であり、彼が遠くを見つめるとき、過去の英雄の幻は、それを求める者の前に必ずやってくる。

鼓の音、笛の調べ。
どういうわけか、この日の小鼓、大鼓は、普段以上に、りんりんと響いて聞こえてました。あれはどういうマジックだろう??
まさか観世能楽堂さん、音響のリニューアルしたの?と変な疑いを持ったくらい、鼓が素晴らしく綺麗に聞こえました。(不思議だ)。

いや、本当に「田村」素晴らしかったです。
…長くなったので「その2」に行きます^^;;

画像は私の愛用の仕舞扇。


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