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昨日はすみだトリフォニーホールで

6c474ab7.JPG昨日は、すみだトリフォニーホールで、「東京楽友協会交響楽団 第86回定期演奏会」を聴いてきました。86回って回数はすごいね!歴史があるんですね(・◇・)ゞ
楽曲は次の通り。

指揮   松岡究
ワーグナー      歌劇「タンホイザー」序曲
シュトラウス     4つの最後の歌
ツェムリンスキー   交響詩「人魚姫」

「4つの最後の歌」で、イリスこと松尾香世子さんの独唱が聴けます。
さて、私はご存知のように、神奈川フィルの演奏会にしょっちゅう行っていますので、このオケを基準にすると、こちら「東京楽友協会交響楽団」の印象は…
「ヴァイオリンの数が多いね~」←31人もいました。
ですから本当に弦の音が耳に来ましたね。そういえばコントラバスの人数も多い!8人。
でも、ワーグナーやるにはちょうど良いのかもしれないです。

「タンホイザー」はCD で聞き慣れていたはずなのにいろいろな発見がありました。3拍子で始まる最初の旋律には、少年から青年になろうとするタンホイザーの、快楽への憧れと、人生への恐れが含まれていたような印象を持ちました。
ワーグナーという作曲家のすごいところは、自らの中に「男性」「女性」両方の特質を持っていて、曲を作りながらどっちにもなれるところなんではないか? そんなことを聴いていて思いました。
というのは、「タンホイザー」という劇自体が性の快楽と、精神的な清らかな愛と、どっちが素晴らしいですか? の問いかけになっているからですが、ワーグナーは、あるときは魅惑の女性の本性をあらわす旋律をつくり、あるときは、その魅惑に逆らおうとする旋律を作り、まるで
「多重人格か?!ノ( ̄0 ̄;)\!!!!」と突っ込みたくなるヒトリ演劇をやっているからです。
彼は女性になって男性を誘惑する心理になれるし、 その誘惑に翻弄される青年になりきって、葛藤を歌で表すことも出来る。あれはすごいわ。
表現者には、絶対必要な才能です。
「ワーグナー   多面性なり多重人格」  俳句にしてみた(。・ω・)ノ゙

イリスさんの唱う「4つの最後の歌」は、1948年という、リヒャルト・シュトラウスの亡くなる前年に完成された、実質的な絶筆です。

私はお友達なので、彼女がリヒャルト・シュトラウスを熱愛していること、この楽曲を唱いたいと前から願っていたことを知っていましたので、これは絶対聴かないと、と楽しみにしていました!
そして、期待を裏切らない完成度でした

相変わらず、ドイツ語の発音が美しいですね~
Du kennst mich wieder,
Du lockst mich zart,
Es zittert durch all meine Glieder
Deine selige Gegenwart

お前は再び私をみとめ
私を優しく誘う
幸福に満ちたお前の存在に
私の身体はうち震えている

「だ」とか「ぜ」を日本人が美しく発音するって結構至難の業なんです。

それは、母音を明晰に口から出すこと、伸ばす音を途切れずに、おおらかに伸ばし続けることによって、子音も際立つ。
イリスさんのすごいところは、そういう発声の基盤をおろそかにせず、そのうえでもともとの声の美質を、存分に出しているところではないかと。

それに加えて、舞台の上で放つあの美しいオーラいつも思うのですが彼女は本当に「舞台人」であり、その意味では、美空ひばりとか、山口百恵とか、そういったエンターテーナーと同列ですね!!!心底そう思います。
(でも、美空ひばりみたいに早死にしてほしくない!百恵ちゃんみたいに普通の人にはならないですみそうなので、嬉しいです

いや~、しかしシュトラウスって素晴らしい作曲家なんですね。わたくしももっと聴きたくなりました。
というか、このセットリストは「ドイツ・オーストリア」な色彩濃厚で、クリムト大好きな私には嬉しかったです。

なので、画像もクリムトにしてみた♪いつかウィーンに行きたいです。

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