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Japan 蒔絵~宮殿を飾る東洋の燦めき展@サントリー美術館

088c8405.jpgあなたは「蒔絵」という言葉から、何を連想されるますか? 私には「いにしえの京の貴族のお使い遊ばした箱の蓋の装飾(・∀・)」です。またはお茶の棗がありますよね。あれにも蒔絵がほどこされていることが…まあ、そんな豪華なお道具の出る茶会に出席した事はありませんが。

蒔絵はしかし、箱だけを飾るものではなく、もちろん、家具にも用いられた…そして、それだけではなく、南蛮貿易の目玉品として、海を渡ってヨーロッパの王室の宮殿に堂々と置かれていたことをご存知でしょうか。

この展示は、蒔絵の工芸品の美しさもさることながら、安土桃山時代から江戸時代にいたるまでも、脈々と蒔絵を施された家具、櫃(ひつ)、香箱などがヨーロッパに渡っていた事実を伝える事に主眼が置かれています。そのため、出品の約4割の品が、イギリス、フランス、ドイツ、デンマーク、スエーデンの所蔵品です。ちょっと驚きました。

なかでも、マリー・アントワネットがこれほどまでに蒔絵のコレクションを持っていたとは、存じませんでした。山水の景色が描かれた六角形の小箱やら、鳳凰が桐の花の周りを飛んでいる模様の香合やら、ヨーロッパ人から見た「Japan 」の景色が彷彿とします。
母、オーストリア女帝のマリア・テレジアが蒔絵の大ファンで、それでアントワネットもファンになったようです。

小さい箱だけでなく、「家具」についても書かないといけないですね。「マザラン公爵家の櫃」なんて素晴らしかったですよ人が入れそうな、いわば長持ちですが。
模様は、櫃の前面が、平安貴族が神殿造りのお庭で管弦の遊びをしている風景。櫃の後ろが、なにもない面に、竹とタケノコを象徴的に描いた絵。
前は緻密で細密な絵。後ろは、大胆な省略の絵。

このセンスが憎いですね。いや、私の文章力では伝えきれません。実物をご覧になるのが一番早いです~
そうそう、図録は、解説文が歴史的な事の説明が多いのが特徴。また、英文もついてますから、外国のファンも買ってくださいませ。
重すぎるのだけが困る(苦笑)1月26日までです!!!

画像は、その図録でございます。

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