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銕仙会2月定期公演@宝生能楽堂その1

昨晩は久しぶりに能を堪能し、最高でした。見てきたのはこちらです。

銕仙会2010年 定期公演予定番組 

あまり銕仙会のお能は見ないのですが、大槻文蔵さんと観世のお家元ですので、今年の必見の舞台と位置づけておりました。
*****************************
能   東北(とうぼく)
シテ  大槻文蔵   ワキ 殿田謙吉 ワキツレ 則久英志 梅村昌功
アイ  竹山悠樹

笛 一噌仙幸  小鼓 亀井俊一 大鼓 安福建雄

地謡  安藤貴康 長山桂三 浅見慈一 泉雅一郎
    永島忠侈 浅井文義 野村四郎 北浪昭雄 


狂言 シテ(鬼)野村萬斎  アド(女)高野和憲


能   鵺(ぬえ)
シテ  観世清和   ワキ 森常好  アイ  深田博治
笛 藤田次郎  小鼓 観世新九郎 大鼓 国川純 太鼓 観世元伯

地謡  観世淳夫 谷本健吾 馬野正基 柴田稔
    西村高夫 浅井文義 観世銕之丞 長山禮三郎

★親子競演だわ、と↑のお名前を見て思いました。がんばれ観世淳夫くん。

********************************

「東北」は、私の所持する謡曲集では「軒端梅」となっております。
これは、能にはつきものの僧が、東北院に盛りの梅を見て、「こんな素晴らしい梅ならば、きっと有名な名木であろう」と足を止める所から始まるからです。そして「この梅は和泉式部が植えて、明け暮れ眺めたものでございます」と、里の女に教えてもらうのです。

…里の女。能好きならすぐ分かる。実はこの人が「和泉式部」となって後で出てくると(笑)
さて、里の女となって登場の大槻文蔵さん……登場した瞬間から優美で目が吸い寄せられました
特に、
「ひとりとも いさしらゆきのふることを たれに問わまし道芝の
露の世になけれども  この花にすむものを  そもこの花に住むぞとは
とぶさに散るか花鳥の  同じ道にと帰るさの  先立つ後か
花の陰に  休らふとみへしままに われこそ梅のあるじよと
いうぐれないの花の陰に  木隠れて見えざりき」

の地謡との掛け合いが、波うって迫ってくるのがなんとも「能」らしいというか…梅の香りが、遥かないにしえの方角より立ち上ってくるような気さえしました。
大槻さんは男性としてはあまり太い声ではなく、それがこの能の柔らかさに合っていたように思います…まあ能のおシテとは、武骨な武士だろうが神様だろうが妖物だろうが、舞って謡って、立ち姿からばりばりに気を飛ばして
観客を「おおおおΣヾ( ̄0 ̄;ノ」と唸らせなければ失格なんだけど。

……それにしても、大槻さんは舞がお上手です!和泉式部になってからのクセ舞は、ゆっくり歩いて、のんびりと扇をかざして、時々顔をうつむけるというそれだけのことなのに。
なんとも色っぽかったです。知性と色気を兼ね備えたマダムの風格たっぷりでした。

装束は、前シテのときが朱色とベージュ色を段に染め分けた唐織で、ぎらぎらの豪華な衣装というよりは、押さえた華やかさ、という風情。後シテ、和泉式部になってからは、小豆色の長絹に朱色の大口。
私は、後シテになってからの装束は、もっと派手な方が~などと思いました
が、これは好きずきでしょう
お囃子は、最初、笛の音が小さいと思いましたが後でちゃんと聞こえました。
この「東北」は大鼓を習う人にとっては重要な曲です。「羽衣」に次いで2番目に習う曲なので。
私が習ったとき、謡の文句が全て平仮名だったので、意味が全く分からなかったのはナイショですノ( ̄0 ̄;)

長文になったので「その2」に続けます。

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