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Pavane pour une infunte defunte

ccfc7a8f.JPGショスタコーヴィチは別格として、他にはモーリス・ラヴェル(1875-1937)が好きです。彼もまた、駄作のほとんどない作曲家だと考えます。

一番好きなのは「Ma mere L'oye」ですね。美女と野獣の対話といった、切ないラヴ・ストーリーを、大仰ではなく押さえたロマンチシズムで聴かせるのが、ラヴェルの真骨頂だと思うの。

あとは、これはもはや定番の曲も知れませんが…はい、タイトルの楽曲
「Pavane for a dead princess 」です(こちらは英語で書いてみました)。

実は私、この曲は、ジャズトランペット奏者のアート・ファーマーのアレンジ曲として聴いたのです。オリジナルは知らなかったです。
旋律が、柔らかくもダンディーなトランペットと、キンコンカン♪とカワイイ木琴の音がそこかしこに聞こえます。支えるのは、ぼんぼんぼん、と静かで男性的なベース。都会的な中に、悲しみが透明な光をともなって訪れて、そして去って行く……

この曲からは、悲しみに耐えながらも、その悲しみを醒めながら結晶化するのを待っている…ラヴェルのそんな、醒めている自意識、そして悲しみと孤独さに溢れた自意識とに引き裂かれた生涯が見えるような気さえするのです。

ジャズ・ヴァージョンでは、その「醒めている」ほうが、鮮やかに出ていますね。そして、オリジナルのピアノですと、後者の「悲しみ、孤独さ、名づけ得ぬ憂愁」みたいなものが、より濃く出ている。

そう、私がラヴェルを好きなのは、二面性に惹かれているからでしょうね。陶酔と、それを押さえようとする醒めきった冷徹。
今夜もラヴェル。おともには白ワインです


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