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余白は全てを照らす

8ab81645.JPG余白:紙の白く残っている部分
空白:何もないこと。何もないと感じさせる空間。
余情:名残の風情。
*****************************

友人とメールをやりとりしていて、ある時、「余白とは、文を少なくすることではない。凝縮した文を構築し、なおかつ読者をちょっとだけ突き放すことです。」とお書きしたあとで、考えました。
本当にこれで正しいのだろうかと。

この表現は、自分自身の感じ、考えたことが基になっています。いわば、私の「余白への愛」かもしれないです。
凝縮した文とは、必要な叙述があって、不必要な装飾がない文章。不必要なモノがあっては、必要なモノ(叙述)の重要性が減ずるからです。故に私は不必要は削ることを心がけています。

必要なものとは、主題。主題は、頭の中に文として蓄えられている時もあれば、なんだか絵画のように貼り付いていたり、アニメのように動いている場合もあります。
難しいのは、それらをどこまで「叙述」「記述」「説明」するのが正しいのか? はたまた美しいのか? の判断。


結論から言えば、細大漏らさず全部説明を試みたら、あまりにも語を費やす事になるでしょう。
「くどい」叙述になるのは必定です。くどくても、なんとなくそれが快感になるという文章もあるかもしれませんが、私に関しては、その方向に憧れる気持ちがないので、要らないモノは書かない。示さない。出さない。

文章によって、読者が脳裏に壮麗な絵画を描いてくれれば、といつも願っています。
夢想は、壮大で華麗であるべきですからね(笑)。そのためには、書き手は「絶妙な突き放し」をしなくては。
これでもか、というほどの息詰まる叙述。それにつづいて、「ぽっ」と間を開けないと。


この「ぽっ」と開いている行間。そこが夢の浮き橋であり、名前のつけられない感情の高まりです。


余白。いいですね。

眼も休まるし(え? 笑)。

画像は、鼓のお稽古が終わった後、稽古場から見える夕闇の風景。西の方角。
西は、浄土の存する方向と平安人は信じたそうです。


08年もよりよい文筆家になりたいです(*^_^*)バナー
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