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五雲会@宝生能楽堂その1

昨日は「五雲会」を観てきました@宝生能楽堂。宝生能楽堂には2月にも行きましたが、宝生流のお能を観るのは久しぶりです。
2月に行ったのはこちら。

銕仙会2月定期公演@宝生能楽堂その1
銕仙会2月定期公演@宝生能楽堂その2

昨日の番組は以下の通り。
能   「芦刈」
シテ   辰巳孝弥   ツレ 渡邊茂人  ワキ 梅村昌功

笛  一噌隆之  小鼓 森澤勇司  大鼓 原岡一之 
アイ 三宅近成


狂言  「二人大名」
三宅右矩  前田晃一 高澤祐介


   ~休憩10分~

能   「熊野」
シテ  野月聡   ワキ 殿田謙吉  ツレ 武田孝史 ワキツレ 御厨誠吾

笛  藤田次郎  小鼓 幸信吾  大鼓 安福光雄  

   ~休憩10分~

能   「籠太鼓」
シテ  東川光夫  ワキ 安田登   アイ 高澤祐介

笛  寺井宏明  小鼓 森貴史  大鼓 佃良太郎

狂言  「舟ふな」
三宅近成   前田晃一

能   「鵜飼」
シテ  薮克徳    ワキ 野口能弘   ワキツレ 井藤鉄男
  
笛  槻宅聡  小鼓 野中正和  大鼓 大倉慶乃助 太鼓 徳田宗久

私の最大のお目当ては「芦刈」でした。何しろ自分が今、大鼓で習っている曲でして
なので教科書持参で耳をそばだててました。それにしても、この曲って、現代的な曲ですね。

貧乏がもとで夫婦が離婚って(苦笑)奥様の方が、貴族の乳母として大成功というあたりも、なにやら「女は強い!!」って思わされます。

おシテはもちろん、難波津の芦を集めて売る元夫です。今回素晴らしい気迫と、優美な舞とで目の保養になりました!!!ああいうのを観ると、心から「自分もシテの後ろで打ちたい」と思いますね。

…落ちぶれた夫の割には、なんかたたづまいが立派で上品すぎるのは、お芝居だからということにしておこう(笑)
能って、写実劇ではないので…

おシテの装束は、木賊色(とくさいろ)でそれに編み笠をかぶるという、まさに中世的な、彫刻的な造形美あふれるものでした。(木賊色とは、青みがかった深緑色です)

狂言の「二人大名」は、初めて観ましたが、これは「下克上」のお話を喜劇化したものなのですね

しかし、大事な太刀を人に預けてはいけないと思う(苦笑)その太刀でキョウハクされてしまうんだから、ちょっとお人好し過ぎるでしょう>大名。
と、背後の事を考えなくても、この大名お二人の無理矢理やらされるお笑い芸(犬のかみ合いの真似とか)が、あまりに上手で、自然と笑えてしまいます。人を笑わせるって、結構な頭脳労働ですよね~~。

「熊野」はポピュラーな曲なので、これまで5回くらい観てますね。ただ、当たり外れがあります。駄目な「熊野」も実は観た経験がありますが、今回は「素敵」でした。ただの偶然ですが、ワキの殿田さんの装束も木賊色で、昨日はこの色をたくさん観た日でしたね~。

おシテの装束は、当然ながら豪華な唐織で、朱色と薄い萌葱色と、淡いベージュとの段代わりになった柄に、びっしりとお花の刺繍が施してあるもの。朱色の分量よりもベージュ色の分量が多く、華麗と言うより高級そうな感じ。
ツレの装束も同じ傾向の豪華なもので、個人的にはもう少し格差をつけたほうが良いような(熊野の装束を派手にした方が。と言う意味)気がしました。まあ、これは好きずきですがね


「熊野」という能は、シテの熊野と、ワキの平知盛との一種の心理劇としても読めるし、単に美貌の女性の嘆きの舞を観ると言う楽しみもあります。今回は、前者も後者も両方押さえていました。
おシテの舞は、まだちょっと…??なかんじでしたが、謡が美声で良かったです!!
ところで、宝生流の地謡は、観世流を聞き慣れた私の耳には、やや盛り上がりが少なく聞こえますが、あの静々と開始する上品さが、あれはあれでスリルありますね。
盛り上がりそうだけど、すぐに静かになると言うのが、人をじらすためにやっているのかしら??と勘ぐったり(そんな事はないと思うけど)

ちょっと長くなってしまったので続きは次回にいたします。買い物に行かないとね(笑)

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