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観世会研究会@観世能楽堂

そして、今年5回目くらいの観世能楽堂。*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆☆*゜ ゜゜*☆

kanzedou.jpg


番組は以下の通りです。さぁ!!文字だらけブログの始まりだ(笑)

能   「白楽天」
シテ   武田宗和   ツレ  藤波重孝  ワキ 宝生欣哉 
笛  杉信太郎  小鼓 観世新九郎  大鼓 国川純    太鼓  助川治
アイ 大蔵教義

地謡   武田祥照  坂口貴信  角幸二郎  藤波重彦
     松木千俊  観世芳伸  岡久広   浅見重好

後見   観世清和 山階彌右衛門

狂言  「千鳥」
大蔵吉次郎  宮本昇   善竹十郎


仕舞  「通盛」 「杜若」「鵜飼」  ←お弁当タイムのため、観ておりません。ごめんなさい 

   ★休憩10分★

能   「歌占(うたうら)」
シテ  関根祥人    ツレ 清水義也   子方 藤波重紀


笛  内潟慶三  小鼓 森沢勇司  大鼓 柿原弘和   ←師匠です

地謡   武田宗典  木月宣行  藤波重孝  大松洋一
     上田公威  津田和忠  武田尚浩  杉浦豊彦

後見   関根知孝  高橋弘

*****************************************

まず、「白楽天」のあらすじは次の通り。
白楽天 能絵を観る

お気づきでしょうが、主人公は住吉の神様であり、白楽天ではないのですが(笑)こういう、脇役をタイトルに持ってくるのは能では結構あることです。
「葵上」とかそうですね。あれの主人公は、私は六条御息所だと思っています(笑)「船弁慶」もそれに近いです。あのお話は、静御前の舞と、義経を殺そうとする平知盛の亡霊がもっとも見応えがある。
で、今回はワキ=白楽天の宝生欣哉さまのお謡が、とても重厚で、しかも流暢で良かったです(*^^*)ノ

だんだんお父上(宝生閑さま)にそっくりになってきたような…

しかし、おシテのおじいさんが釣りを始める場面とか、能としては珍しく、ゆるゆるで楽しい場面ですね(*^^*)
あの舞台の上から、さあ、これから魚でもとるか!!!って竿をたらして魚を釣る真似って(笑)

後シテの住吉明神になってからは、舞もですが、笛が特に素晴らしかったです。優美さと強さの合体と言う感じで。

エモーションと技術とが合体すると、良い音になるんでしょうかね。大変良いお囃子を聴きました。

狂言は、久しぶりに善竹さまを観たような気が~~。

どうも主人に言いつけられて、酒樽をゲットするお話みたいですが~~~。
タダでお酒を持ってくるために、太郎冠者はあの手この手で人をだまそうと…^^;;;

結末はいかに????!  知っているけど書かない私

「白楽天」とこの狂言だけでも大変満足したのですが、このあとの「歌占」はもっとすごいものでした。

おシテの関根祥人さんが素晴らしいというのは、よく存じておりました(8年くらい前に観ました)。しかし、この日の彼の演じたシテには、何か鬼気迫ると言うか、運命に翻弄されても、透徹した意志で全てを受け入れる人間の姿が、ありありと見えてきて、言葉にならないほど感動しました。

この日の関根祥人は一挙手一投足が、「漂泊の人生の男」であり、「演技している」という雰囲気すらなく、自然に能の中に見る人を引き入れる手腕に、心から敬服しました。

主人公は、伊勢の神職でありながら、諸国を放浪し、その途中で命を落とし(え?!!)しかしながら3日後に蘇り、以来、若いのに髪が白髪になったという…うわ、それって「臨死体験」ですか?^^;

で、その時に置いてきた我が子と、8年ぶりの対面するのがこの能の筋なんです(だから子方が出ますの)。

目の前の子供が「我が子」と分かった時に、あの、弓を取り落とすタイミング。

うっ、と体を硬直させ、ぱたっと弓を落っことす関根さん……上手過ぎです

こういう、細かいところの積み重ねが「能」なんだな、と…今さらながらに感心します。

しかし、ハイライトは最後の「地獄巡りの舞」でした。

いや~~、あの舞のときのお囃子は、笛も鼓も良い音出してました!


「ああ、これは地獄の光景の描写だ」と言葉がわからない人にも気がつくような舞を舞うには、どのようなセンスと訓練とが必要になるのか?? 

巧く言えませんが、私にはこの「歌占」は、まさに豊臣秀吉や徳川時代の大名が、お城の庭で観て楽しんだ「御能」そのものの感動を、今の世に持ってきてくれたという気がしました。
(って、文章が支離滅裂か?)

ご覧になってない方に、あの舞の素晴らしさが本当に伝わるとは思えないです…残念ながら表現力が足りないので(涙)

歌占

7月3日の関根祥人さんも観たいけど、お財布が苦しいσ(^_^;)

花祥会平成22年7月3日(土)

今から突然、私の小説がたくさん売れたら間に合うかもしれないですが(笑)
↓    ↓     ↓     ↓
デジぱれ ブランド名深良マユミ


あんまり当てにしないでおこう…自分の発表会をがんばります。

長いブログをお読みいただき、ありがとうございました^^
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残念です

関根祥人師の突然の訃報 残念でなりませんね
私も「歌占」の舞が素晴らしかったので印象深く
帰りの電車の中で思い返していました
今日このような悲報に接してやるせなく HPをいろいろ
探しておりましたら 深良さんのこのブログの記事を
拝見して 何かお通夜の席で愚痴を言える方を見つけた
ような気持ちがして 書き込みしました
「花祥会」の日が告別式になってしまうなんてあまりにも
残酷な運命です 

gorogoro さま

こんばんは。gorogoro さまも16日の「研究会」をご覧になっていたのですね。
…あの晩の関根さんの素晴らしかったこと。次の7月3日は観られるかな~、などと私もわくわくしました。

まさか、あんな素晴らしい芸を観た1週間後にこのようなことが起きるとは、言葉も出ません。
あまりにも早すぎます……
深良さんのこのブログの記事を
> 拝見して 何かお通夜の席で愚痴を言える方を見つけた
> ような気持ちがして 書き込みしました

そのようにおっしゃっていただけるとは光栄です。
記事でも書きましたが、大鼓の師匠が柿原弘和先生でして、どれほど悲しんでおられるかと思うとまた胸が痛くなってきます…お弟子様たち、そして言うまでもなく、ご家族の方もv-406
われわれ能楽ファンは、関根祥人という素晴らしい方を忘れないようにいたしましょうね。
それが最高の手向けではないかと思います。
きっとgorogoro さまとは、存じ上げないうちにどこかの能楽堂でご一緒していることと信じております。
コメント本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
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